ソ連軍というと、帽子のハチマキの色や階級章の地の色を赤で想像する人も多いと思いますが、1969年までは、赤は将官・元帥専用の色と規定されていました。ラズベリー色やマルーンでなく、本当の赤のことです。よく大戦中の佐官や尉官の帽子のハチマキを赤で塗装するモデラーがいますが、どんな規定外の服装でもありえない配色です。 なお1969年以降は、大多数の兵が赤い兵科色になりましたので、そのイメージからの誤解と思われます。