マクロスのプラモデルが流行ったのは、小学６年生のときでした。このころ私はアニメから遠ざかりつつあったので、テレビはほとんど見ていませんでした。
2012年で30周年となり、バンダイから旧イマイの製品が何点か再販されました。（節目ごとに再販あり。）個人的には、ガンダムとダグラムの他に、マクロスまで手を出すと、スケールモデルも含めて完成できないキットだらけになり収拾がつかないと思って自重していましたが、このサイトを開設したおかげで完成品が増え、なんとかなりそうに思えたので手を出しました。
キットは旧イマイのバンダイ製品です。当時はアリイの1/100しか作ったことがなかったので、30年ぶりに「新鮮味」をもって作りました。
キットはスネ部分のライトが省略されていますが、スケールモデルと違って実物があるわけじゃないので、「ないならないでいいじゃないか」という寛容の精神で作りました。（笑） 手を他社のパーツに換装、あとは股関節の角度を変えたのみで無改造。80年代の雰囲気のまま作るのが最近の私のスタイルなのです。
2002年ごろハセガワからも新キットが出てますし、バンダイも2013年の新製品で可変のものが出ていますが、80年代のファンとしては、やっぱりロボットはロボットらしく、マッチョでないとね。だから旧キットが良いのです。最近のキットは変形にこだわりすぎたり、変形を念頭に置きすぎたりして、ヒョロッとしたスタイルのバトロイドの製品ばかりです。べつにいいんですよ、これは空想の産物＝アニメだから、実物としてどうあるべきか、なんて念頭に置いて悩む必要はありません。なので、模型や玩具の「完全変形バルキリー」とかには全く興味がありません。ファイターはよりスマートに戦闘機らしく、バトロイドはよりマッチョにロボットらしく、それぞれを作ればよい、ってのが私のポリシーです。私の追い求めるのは実存ではありません、ロマンです。
