ハセガワの年季の入りすぎたキットです。最初は1,200円だったと思います。2017年ごろでは「1/72 連山 イ号誘導弾搭載機&震電改 ‘本土防衛’(2機セット) 」で約4,500円という値段にして販売していました。
古いキットを値段をつり上げて堂々と売り続けるのでなく、キット内容は「古き良き時代のチャチなキット」なんですから、控えめな値段でこっそり売り続けて欲しいですね。
というわけで、70年代初期頃と思われる、大雑把な出来のキットです。が、こういうレトロな感覚の全面凸リベットは個人的には好きです。凸リベットは、黒立ち上げ塗装してやると、写真のように物々しい雰囲気に仕上がるのです。正確なディテールにこだわる2010年代のモデラーの好みとは違った方向性ではありますが。(^^)
ランディングギアと爆弾倉は、ゴムボンド接着なので開閉可能です。
ただし、前輪のタイヤが製作中に行方不明のままなので、着地状態では撮影ができません。(^^;)
ついでに言いますと、各種アンテナ棒も収納保管の都合により、ゴムボンド接着で着脱可能です。私の作品がいつもアンテナ空中線が張っていない、お絵かきなのは、大きな箱に飛行機を何機も詰めれるだけ詰めて保管しているからです。
連山を作るのは3回目でした。80年代に2機作りました。いや、正確には作りかけのまま、2000年ごろの断捨離で処分しました。今回の写真のものは、2016年、東京のまんだらけで入手した、80年代終わりの再版のもの(ショウリ田中氏の箱絵)です。
大きな双発機や、4発機のプロペラを回すため、ドライヤーを2台使って撮影しています。以前は扇風機を使っていましたが、扇風機では風が広範囲すぎて、背景写真が吹っ飛ぶわ、飛行機も揺れまくるわで大変でした。