ハセガワの新しいほうです。(新しいと言っても2000年ごろの製品ですが。)
こちらは垂直尾翼の大きい「後期型」の鴛淵大尉機です。
今回の撮影のコンセプトは、単機でも、ただ飛んでいる写真ではなく、何かストーリー性を持たそうというもので、パイロットの顔がよく見えるような情景にしてみました。
ハセガワのキットにはパイロットは付いていないので、タミヤの零戦から流用です。とりあえず、情景撮影用にどの飛行機にも乗せられるように、足と腕は切ったり削ったりしたので、ほぼ頭部と胴体のみのフィギュアです。
首の角度を変えてこちらを見ている感じにしましたが、ただそれだけではつまらないので、マフラーを大げさにたなびかせてみました。実際はこんなことはないでしょうが、白いマフラー(もしくはスカーフ)をたなびかせるのは、60年代少年マンガなどでは飛行機乗りに限らず、定番の「カッコいい」スタイルだったと思います。(^^)
今回はアルミ薄板(焼きなましたビール缶でも可。)をよじって接着し、根元をエポパテで整えてマフラーにしました。ヒストリカルフィギュアの世界では、旗など「布モノ」にアルミ板を使うのはよくある手法です。