80年頃にフジミが新発売したシリーズの一つ。同社の1/48と比べてもプロポーションも非常にいいです。
しかし最大の欠点は、部品の合いに難があることです。22型とのバリエーション展開のため、いくつかの部分は機体本体と別ブロックとなっていますが、特にキャノピー基部の部品が本体と合わず、パテでの修正が必要でした。22型とはキャノピー形状が違うため、キャノピーを受ける機体側も11型用パーツとなっているんですが、うまくフィットしないのです。
バリエーション展開は嬉しいですが、あちこちが別ブロックになってしまって、それぞれのブロックを1nmmの狂いもなくうまく組み立てておかないと、最後に機体と合わないで隙間ができる、というのがバリエーション展開の多いハセガワやフジミの共通の欠点です。タミヤの場合はそれでもキッチリ合うんですよね。