タミヤの21型は凸モールドという60年代標準のディテールですが、安くて手軽に組み上がるので大好きでした。カウリングの胴体への取り付けが後のタミヤ32型とは違う「そのまま接着」というイモ付け方式であるうえ、左右分割のパーツ割りであるなど60年代標準の出来のため、段差や隙間もできやすい気の抜けないキットですが、とにかく安くて部品数も少ないので個人的には大好きなキットでした。2010年代では「安くて」が消滅しつつあるので次に21型を買うならハセガワにしようかな。
キャノピーの合いも、昔はピッタリ合うと思っていましたが、ハセガワや後発の製品などに見慣れてくると、タミヤの旧キットは結構隙間ができるなあ、と思ってしまいます。ハセガワのはピッタリですし。