ニチモの70年代飛行機キットは他社より抜きん出た出来でしたが、この屠龍も精密で見事な出来です。精密ですが部品が細かすぎるわけでもなく、ビギナー向けで組み立てやすく、部品の合いもバッチリという70年代としては驚愕の出来でした。機体のリベットも素晴らしいです。排気管が別パーツだったら完璧でしたかね。しかしニチモのプラモデル撤退により入手不可能なのが残念です。
屠龍の丁型は丙型の丁装備などと呼び方が混乱しています。書籍によって違うので、どれが正しいのかよく分かりません。(笑)
いずれにしても、20mm上向き銃2門の他に、機体下部に37mm砲を装備しています。日本機で標準で37mm砲を装備したの航空機はこれだけなので、なかなかの重武装です。
多くのB-29を撃墜しましたが、B-29が高高度飛行に切り替えてからは、上昇速度と高高度性能の問題でB-29に追いつけなくなっていき、最後には対空特攻隊に切り替えられていきました。。。