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ファインモールド 1/48
日本陸軍 キ43-Ⅲ
一式戦闘機Ⅲ型 隼

飛行第64戦隊
ビルマ

2022年製作、
2022年撮影。
Made in 2022,
Taken in 2022.


 隼Ⅲ型は、水メタノール噴射装置をエンジンに組み込んだモデルです。アフターバーナーのように短時間で要所要所で使うもので、常時使えるワケではありませんが、この装置の使用時は、1500馬力級の戦闘機が2000馬力級の出力を出すことができ、敵の追撃をかわすときなどによく用いられたそうです。ドイツではDB605(Bf109)やBMW801(Fw190)など多くのエンジンにあたりまえのように組み込まれました。これのおかげと持ち前の運動性で、隼Ⅲ型は、P-51などを撃墜こそ難しいものの、撃墜されない機体として搭乗員の間で有名になりました。

 なお、海軍は水メタノール噴射装置に興味を示さず、零戦で少し試験が行われただけでした。隼と零戦は基本的に同じエンジンなので、やろうと思えばすぐできたはずですが。。。
 そんなわけで、現代の多くの日本「海軍」飛行機ファンも、水メタノール噴射装置の存在をそもそも知らないとか。。。おかげで隼Ⅲ型のスゴさが認識されていないようで、「陸軍」飛行機ファンとしては残念です。

 ただし武装は12.7mm機銃が2丁ですので、やはり落とされはしないが落とせない戦闘機ではあるようです。

 さて、キットを塗装完成後、一度撮影しましたが、どうにも「コレジャナイ」感が。。。キレイすぎるのです。私の脳内では、隼はいつも使い込まれて塗装がハゲハゲになっているイメージがあります。
 というわけで今回、ハゲ塗装に初めてチャレンジしました。最初はエナメル銀を筆で置いていきましたが、どうにもおかしな感じに。結局、スポンジをちぎって、そこへ塗料を乗せて、スタンプの感じでポンポンとやりました。仕上げに、大きな剥がれのみ、筆で書き込み、全体の見た目を整えました。
 しかし、塗装ハゲだけでは、新品の機体があちこちハゲているという、不思議な感じに見えてしまいます。結局、タミヤのウェザリングスティック(マッド)を水筆で溶いて塗り、指でゴシゴシ、ポンポンして、土ぼこりが被っている使い込まれた機体という感じにしました。










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