私が日本機に慣れ親しんだ80年代後半~90年台初期では隼Ⅱ型は、排気管の形状で甲乙分けられていた程度でした。その少し後に研究が進んで、カウリング周辺の機材の変更変遷が明らかになり、前期前型、前期後型、後期前型、後期後型などに分けられるようになりました。えらく小難しくて面倒くさいことになってきたものだと思いましたが、実機がそうなのでしようがないです。
詳しくは、文林堂「世界の傑作機」の隼を読んでください。
模型としては、特に「誰々の専用機」をつくるのでなければ、細かい違いは気にしないでいいと思います。
ファインモールドの隼の製品も、最初期のものは甲乙という分けでしたが、90年代後半からリニューアル販売されたものは、その細かい分けに準じた製品名になりました。