これはローマ全盛時代、紀元前1世紀カエサルの頃の、ブリタニアの一部族の族長です。ファンタジーではなく、実際の出土品をベースにした考古学的な考証のある造形です。
服のシマ模様は手書きです。
アンドレアの54mmのメタルフィギュアです。
アンドレアの初期の製品はペガソより劣る物でした。製品の質は良かったですが、ポーズが多少硬かったり、ディテールのエッジが少しダルかったりでした。しかしペガソよりも幾分安かったため、90年代は私はよくアンドレアの製品を買っていました。当時はアンドレアの製品は今ほど広く市販されておらず、イギリスの超老舗代理店Historex Agentsからか、アンドレア社直販で買っていました。当時の通貨単位は懐かしの「ペセタ」でした。
アンドレアも年数を重ねるごとにペガソに勝るとも劣らない、細密でポーズも自然な製品になっていき、2000年以降はこのフィギュアのように、全くペガソと遜色なくなりました。
一時期タミヤも輸入代理店になっていました。タミヤが代理店撤退時、アマゾンで安く出ていたので処分品をいくつか買い込みましたが、今のところ全て積みメタルになっています。。。