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(ガンダム)
MG 1/100 MS-14 ゲルググ(ver1.0)

2015年9月撮影。
Taken in September 2015.

 製品としてはMGシャアゲルググver1.0です。頭部アンテナ穴を塞いで塗装を量産型にしただけです。MG量産ゲルググver1.0はバンダイの勝手な設定改変で、スカート後部の形状変更と、これまた勝手な設定の武装(ドイツMG42みたいなビームマシンガン)しか付属していないので、買う価値がありません! 80年代に見慣れた「ゲルググ」ではありません。なのでMGゲルググver1.0を買うなら、専らシャアゲルググで、必要あらば塗装で色替えです。
 ver2.0の量産ゲルググと並べて見ると、シルエットは断然!ver1.0のほうが私は好きです。ver2.0はやっぱり太すぎる。ドムみたいです。ただしスカート装甲は前時代的な固定のため、ポーズが全然取れないのが残念です。なので格納庫内など、動きの少ないシチュエーションで写真を撮るのが良いと思います。

(ガンプラの思い出)量産ゲルググ
 旧キット1/144は初版で買いましたが、弟の愛機シャアゲルググの発売(1981年6月)からだいぶ経ってからの発売(1982年5月)でしたので、真新しいイメージはなかったです。量産型好きでしたので、私はこちらを。
 量産ゲルググは劇中ではほとんど出ませんでしたが、セイラが撃破する際のセリフ「さすが新型」と、当時の本によくあった「ガンダムと同等の性能」という説明にロマンを感じて心躍らせながら買って作ったものです。リックドムのような徹底的なヤラレ役じゃなく、劇中にほとんど出もしないという、ある意味リックドムよりもひどい扱いでしたが、画面に出なかったからこそ、逆に「ガンダムと同等なので、画面に映らないところで活躍していた。」という想像をふくらませつつ作るのが、小学生には楽しかったのです。今思えばプロポーションは当時のガンプラ中最悪ですが、当時はそんなふうに思いませんでした。私たちは造形美の追求じゃなくて、ロマンの追求として楽しくガンプラを作っていたからです!
 旧キット1/144は肩アーマーが可動するように改造するのが当時流行りました。私もチャレンジしました。そしてまた私の模型スキルがアップしたのです。こういう小改造を積み重ねることによって、模型のスキルがアップするのです。昔は小学生でもだれでも気軽にプラモデルを作っていたので、ガンプラ・スケールモデル共々、模型雑誌でも小さな改造例があれこれ紹介されていましたが、今の模型雑誌はガンプラは徹底改造、戦車は金をかけたエッチングパーツと可動キャタピラの記事ばかりですね。。。
 シールドは当時の説明書の指示「67パープル」を頑なに守っていて、MGやHGUCの新設定(ダークパープル)に従わず、現在でもこの色で塗るのを是としています。旧キットの箱絵のとおりの色です。

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