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(ガンダム)
MG 1/100 MSM-07 ズゴック

2016年撮影。
Taken in 2016.

 2つめの製作です。前回のは普通に塗装して墨入れ、デカール貼りという通常の手法。今回は黒立ち上げ塗装(MAX塗り)です。下地をまず真っ黒にし、その上に青や暗緑色をスプレーで乗せていくので、のっぺりした平面でも単調な塗装にならず、黒光りして重厚な感じも醸し出されるので気に入って、2014年以降製作したガンプラはすべてこの塗装法で作っています。細かいデカールなどを一切つけなくてもリアル感が醸し出されるので、最近は、通常のMG1/100キットは買ってから1週間で完成させることができるようになりました。ズゴックはMG1/100でもキット内容が特別アッサリしているので、箱を開けてから3日で写真の状態に完成しました。なお、装甲を外して眺めたり遊んだり撮影したりすることは全く考えていませんので、2014年以降に作ったすべてのガンプラは、装甲内側(組むと見えなくなる部分)は塗装していません。以前は塗装していましたが、塗膜の厚さで部品がキツくなり、結局組み立てたら最後、外部装甲をはずせなかったりするんですよね。それなら塗装する意味がないじゃん、と決断し、2014年以降は関節を動かしたりひっくり返しても見えないような部分はできるだけ、塗装しないことにしています。
 さてこのズゴックは重厚感を出したかったので、全体的に暗めに塗りました。胴体はガイアのブルーグレー、上腕部は適当に調合して作ったくすんだ青、腰部はクレオス18ブラックグリーンを基本に調合した色です。爪はガイアのブライトシルバー。爪はするどくなるように多少削っています。
 最後に言い忘れましたが、コイツの元キットはシャアズゴです。量産型より新しい設計で、出来がいいので。全塗装する人間にとっては、成型色などどうでもいいのです。
 2枚目の写真のみ、2015年の撮影です。爆発の背景写真にして撮り直してみました。








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(ガンプラの思い出)ズゴック
 時は1980年の12月、スーパーのおもちゃ売り場で見かけて「カッコいい」と思って買った300円のズゴック。今思えば初版でした、あれ。しかもこの時点で、ガンダム本放送は終了、再放送はまだです。私はテレビでガンダムを見てもいないのに、ズゴックに惹かれたわけです。特にあの箱絵!リアル路線の今の箱絵を見慣れた戦後生まれ(1980年以降生まれ)の人には想像もできないでしょうが、当時は、ガンダムシリーズのあの箱絵のもつインパクトは計り知れないほど大きいものでした。今のように緻密かつ写実的な絵でない、シンプルでファンッタジックな絵であるほど、逆に作り手の想像力をかきたてるのでしょう。おかげで私と同世代の人間は、キットで創造力を、箱絵で想像力を育むことができました。
 ところで最近のMGでもHGUCでもバックパックを濃いグレーで塗るように指示していますが、誰だ、勝手に設定色を変えたヤツは!間違いです、間違い。キット設計者の個人的感覚で勝手に変えるべきではないです。バックパックは胴体色と同色が正しいのデス。テレビ画像を見れば一目瞭然です。戦中派としては看過できない部分です。
 今までに作ったズゴックは、小学生のとき旧キット1/144を2個、高校生のとき旧キット1/100とF.C.Mの1/144、HGUC発売と同時にHGUC製作。MG発売と同時に買って素組みして8年放置されていたものを2011年に塗装完成させました。旧キット類はすべて処分済みです。

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