MG1/100も作りましたが、HGUCのほうが出来が良い感じがします。プロポーションも、MGの方はスカートの裾がすぼまり過ぎだと思います。プロポーション、ギミックなどを総合的に勘案すると、定価6,000円も出してMGを買う意義はないと思います。
写真のキットは頭部のアンテナをシャープに削ってやりましたが、硬めとはいえ軟質樹脂なので削りにくいです。ケバも立ちます。写真ではいい雰囲気ですが近くで見るとあまり丁寧には削れていません。個人的にはこういう軟質樹脂はやめてほしいんですが、ガンプラ自体がすべて子供向けのおもちゃですので、やむを得ないですね。40歳過ぎの私のような人間が全塗装でガンプラを作っていることは、バンダイにとって「知ってはいる」けど「想定外」なのだと思います。(オッサン方は勝手にどうぞというスタンス。)やはりバンダイにとってのガンプラのメインターゲットは、今も昔も小中高生なので、オッサンが喜ぶような仕様ではなく子どもが喜ぶような安全な仕様・機種選定になっているのはしようがないです。
さて、アンテナ以外は無改造のこのキット、私がメーカーの「メインターゲットだった」小学生時代に読んだホビージャパン別冊「How to build Gundam 2」にあった小田さんの有名な作例に倣った塗装としました。特徴は、襟部分も胸部と同じ色(今回はクレオス326フロシタニアンブルー)、肩と手も黒鉄色となっているところです。頭部やスカートなどはクレオス31アメリカ軍艦色です。胸部の前後4つのノズルダクトは今回はシルバーにしてみました。