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(ガンダム)
MG 1/100 MS-09H ドワッジ改

2019年撮影。
Taken in 2019.

 プレミアムバンダイ限定商品です。2019年末に発売されましたが、99年発売のMGドムの金型使い回しです。20年前のキットを今の時代の水準に引き上げようとしている感じが、まさに劇中での設定どおりと言えましょう。新規部品の関節などには、2010年代後半にバンダイが多用している、ベテランモデラーには非常に不評の、柔らかめのプラスチックが使われており、破損しやすいです。きっと、劇中の設定どおり、グレードアップと言いつつ粗悪な部品しか手に入らないような、部隊の孤立した状況をも再現したのでしょう。
 。。。というわけで、組み立て中に、脚の付け根が破損しました。(`Д´メ)

 早い話、組み立て中に破損するような仕様にするな!と愚痴を言っているだけなのですが(^^;)、なぜわざわざ20年も前のキットを引っ張り出してきたのかが、理解に苦しみます。1/144HGUCのドムのほうが後発ですし、よっぽど出来がいいと評判なんですが。

 そもそも、MGドムはそんなに出来が良いとは思いませんが、模型雑誌などがバンダイにおべんちゃらを使って「MGドムは完成度が高い!」なんて発売当初からずっと持ち上げていたので、バンダイが勘違いしてしまったように思います。裸の王様というやつです。MGドムは2010年代の目線では、完全に時代遅れのレトロキットです。
 バンダイの「古いキットでもう一儲け」戦略に迎合してマンセーするのはズブズブの大手模型誌だけじゃないでしょうか。

 とはいえ、まともなドワッジのキットはこれだけですし、MGで発売されてしまった以上、HGUCで発売されることは考えにくいので、しようがないので買いました。

 関節がドムよりも改良されているとはいえ、激しいポーズはとれません。写真のようなポーズが精一杯です。ドムというスタイルの都合上やむを得ない感じですが、ロボット魂のドムは激しいポーズもガシガシこなせたので、新しいMGドムを出したうえで、ドワッジを出して欲しかったですね。










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