フジミ 1/48
ドイツ空軍戦闘機
Fw190A-8/R?
1944年 ドイツ国内
1995～1997年ごろ製作、
2016年撮影。
Made about 1995-1997,
Taken in 2016.
70年代のフジミの旧キットです。カウリング周りのデザイン、モールドなど、タミヤのものと比べると見ていられないほどのディテールの拙さですが、20年も違うのでしようがないでしょう。
これは翼下に30mm機関砲を装備した型です。さすがに飛行性能がガタ落ちとなるため、試作のみに終わったようですが。
キットにもう一つ付属の20mm機関砲ポッドは、前の写真のとおり、タミヤ製の機体にくっつけてやりました。
70年代キットはこのように、いろんなバリエーション展開が楽しめる仕様のキットが多く、またデカールのバリエーションも豊富で、一つ作ってもまた作りたくなるような内容のものが多くありました。2000年代では各社、バリエーション展開は箱から変えてやっていますが、在庫の管理が面倒くさそうですね。ハセガワなどはデカール替えなどを「限定販売」としてプレミア価格で販売しています。通常製品より高い上に少数生産なのか、入手し辛いこともあります。（逆に売れないバージョンのモノはよく模型屋の肥やしになっています。下手にバリエーション展開してハコの種類を増やすと、売れないバージョンはどんどん肥やしになるだけですね、ご苦労様です。（笑））
70年代キットは良かったなあ。どのバリエーションで組み立てるか、どのデカールマークにするか、買ってからもいろいろ悩み楽しむことができました。ハコの種類も一つだけなので、在庫管理もしやすかったと思います。
