ユンカースG.38は1930年代の飛行機です。レベルの90年代のキットなので、部品の合いやディテールは非常に良いです。
このキットは長年狙っていて、ヤフオクで見ていたら5千円を超えたりしていたので、2021年春、結局eBayでドイツの個人から落札しました。が、パーツが一つ欠品でした。欠品パーツを厚手のプラ板から削り出して自作しました。自作パーツは、左主脚のタイヤカバーの半分です。
塗装は、実機を調査したところ、文字の仕様が微妙に2種類ありました。途中で塗り直されたようですね。文字の太さが違うのと、ハイフンの位置が上寄り下寄りなど少し違います。今回はデカール貼り途中に両者を混同して、考証どおりでなくグダグダになってしまいました。
また、主翼前縁の黒塗装の部分は、同型機でも塗り分けが違います。ヒンデンブルク号では箱絵や説明書の仕様のものは発見できませんでしたので、他の同型機を混同したと思われます。今回は実機写真どおりに塗装しました。
ヨーロッパ製のキットなのでカギ十字デカールは付属していません。黒線デカールを組み合わせてカギ十字にしましたが、もう少し太めの方が良かった感じです。