(ダグラム)
バンダイ Hi-Metal R
ソルティック H8 RF
ラウンドフェイサー
コーチマスペシャル

2019年撮影。
Taken in 2019.

 バンダイ、 Hi-Metal RのソルティックH8-RFラウンドフェイサーコーチマスペシャル、24部隊使用機です。組み立てキットではなく、出来合いのシリーズです。
 通常型ソルティックの時には、エナメル黒でシャドー吹きするだけで仕上げましたが、やはり全塗装しないとプラスチック感が残るのと、ライトグレーの部分をシルバーにしたかったため、今回は可能な限りバラして、黒立ち上げ塗装しました。

<分解>  肩の盾は棒などをうまく使って上方へ引き抜きます。肩のボックス装甲は上方へ引き抜けます。両胸の装甲は前方か斜め前方へ引き抜けます。腰の前の五角形の装甲はもちろん横に引き抜きますが、ちょっと固いので破損しないかヒヤヒヤでした。ももの装甲は、左右にツメがありますので、注意しながら、前方へ引き抜く形になります。
 指だけでは難しい部分もあるので、硬くて細い棒や、ピンセットの先などを使って、ゆっくり慎重にバラすことになります。

<下ごしらえ>
 素材はABSなので、プラモデルのスチロール樹脂よりは塗料の定着力が弱いと考え、関節部を中心に全体を、400~600番の紙やすりで荒らしてあります。それでも、関節部は動かすと塗装が剥離しますが、やむを得ないですね。

<塗装>
 デロイア独立戦争の真っただ中を生きた身としては、ライトグレー部分は、旧タカラのキットのシルバーの印象が強いので、シルバーにしました。機体の青も、製品は爽やかな青ですが、もう少し濁った青にしました。
 リニアガンは塗り分けが面倒なのと、ガンメタ1色の方が好みなので、そうしてあります。エネルギーコードは、製品では、出来の良くないPVC製の棒でしたので、1.2mmはんだに0.5mmエナメル線を巻きつけたものに換装しました。しかし、撮影中に根元から折れました。(T_T)
<機体各部の注意書き>
 機体各部のコーション(注意書き)は最初から印刷されていますが、ヤスリで消えてしまうので、似たようなデカールをかき集めて貼りました。ただ、2010年代の今では、汎用製品は「今風」の注意書きデカールしか売っていないので、ダグラムや初期ガンダムのような、80年代テイストのコーションを再現するのは、非常に苦労します。本当に「あちこちからかき集めて」なんとかしました。
 ライン類や、肩の盾のシェブロンは塗装です。これらは、流用できそうなデカールを探したりするよりは、マスキング&塗装でやるほうが断然合理的で早く、しかもキレイです。「デカールの流用」って軽く言いますが、改造経験者は皆、イザ探してみると結局、流用できるデカールってあまりないという事実をイヤと言うほど味わって来ていると思います。


















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