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Zvezda ズベズダ 1/35
T-34/76
スターリングラード工場製1942年型
ソ連 Soviet

2000年ごろ購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2013年6月。
Bought and assembled around 2000. Final painted and completed in June 2013.
2017年撮影。
Taken in 2017.

 本家ロシアはズベズダの、スターリングラードトラクター工場(STZ)製T-34の1942年の生産型です。STZの生産車両には、T-34の本家=ハリコフ機関車工場の1941年型とほぼ同形の1941年生産型と、この1942年生産型、他には両者の移行期の中間型という3種類があります。もちろん、1942年末にはスターリングラードが戦場になってしまいましたので、戦車の生産は終了しました。

 STZの生産したT-34の最大の特徴は、1941年型にしても1942年型にしても、全生産車両の転輪が10輪とも、ゴムフチのない全鋼製(ゴム内蔵式)転輪をつけていることです。その中で1942年型の特徴は、なんと言っても主砲駐退器カバーの前方が尖っているのと、溶接砲塔の頬の部分がナナメにカットされているところです。

 キットはズベズダの2000年頃のもので、六角砲塔型T-34-76の車体(つまりタミヤの「1943年型」と同じ形式)に、特徴的な砲塔をセットしただけのお気楽キットです。しようがないので、改造して仕上げました。赤字の部分が、修正箇所です。青字の部分は、STZ製の特徴で、キットもちゃんと再現している部分です。
 キャタピラはベルト式なうえに厚いので、RPM(マケットからも販売)の一コマずつのものに替えてあります。厳密にはこのキャタピラはもう少し後の型ですが、キャタピラだけで千円以上する製品は私は買いませんデス。(^^)
 全鋼製転輪も、タミヤの1943年型付属のものより、肉厚があり出来が劣っていますが、そのまま使用しました。

 フィギュアはロシアのEvolutionのレジンです。
 帽子の細線、ハチマキ、襟階級章の中の色、襟線、袖線、ズボンの側線は兵科色です。多くの方の脳内イメージでは、ソ連軍の帽子のハチマキの色は赤だと思いますが、事実としては、歩兵の場合、赤ではなくラズベリー色です。1969年までは、赤は元帥と将官だけに許される色であって、特別扱いされていた色でした。













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