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タミヤ 1/35
一式砲戦車 ホニ I
日本

1990年代後期購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2015年7月。
Bought and assembled late 1990's. Final painted and completed in July 2015.
2015年10月撮影。
Taken in October 2015.

 70年代のタミヤのキットですが、出来が良すぎるためファインモールドもこれは発売しないようです。競作してもそこまでの需要がなさそうだからでしょう。
 小学時代はフジミの1/76の1式砲が250円だった時代なので、そっちを何度か作っていました。小学生には値段的にも手軽さの面でも、そちらのほうが似合っていましたので。高校生になって初めてタミヤ1/35を作ったときには、そのボリュームと出来の良さに圧倒された記憶があります。フジミ1/76も小スケールとしては抜群の出来ですけどね。

 1式砲戦車は戦車連隊での名称、1式7糎半自走砲は砲兵連隊での呼称だそうです。
 実車の塗装・マーキングバリエーションが少ないのが、模型として残念です。1つ作れば十分という状況になってしまうからです。
 今までに3回買い、一つ目は高校~大学時代の拙い出来のまま現存、2つめはコレ、3つめは作る時間が取れずに10年ほど持っているうちに、買い積みプラモが多くなり一番下で潰れています。2015年10月に確認してみたら、箱は2/3にツブれているものの、中身は一応大丈夫なようでした。

 2015年現在ではこのキットは単品販売はされておらず、歩兵セットとの抱き合わせ販売でのみ入手可能となっています。そうです、抱き合わせ販売です。お得なセット販売などと言うのはメーカー自身だけ、ごまかしです。(お得なのは事実ではありますが。)しかしこれは2つ買うと歩兵セットが1つ余分になるので「2つは買うんじゃないぞ。」というタミヤからのありがたいメッセージなのです。このようにタミヤとしても、1式砲は1つ買えば十分だろ、というスタンスなのです。
 そういえば抱き合わせ販売といえば有名なのが最初のガンダムブーム。81年頃ですが、ガンプラと売れ残りのアニメモデルなどを縛って抱き合わせて売ることが各地のおもちゃ屋・小売店で多発し、メディアなどで取り上げられていました。
 私としては抱き合わせ販売自体がどうと言うより、メーカーや小売店の「売ってやるぞ、オラ。」というスタンスが見え見えなところ、お客の気持ちを逆なでしているところに非常に憤っているのです。(バンダイはメーカーとしては抱き合わせ販売はしていませんので無罪ですが、タミヤは有罪ですね。(笑))そういえばタミヤはM8自走榴弾砲やM5A1軽戦車でも抱き合わせ販売して単価をつり上げています。まさに「タミヤ商法」と呼ぶにふさわしい感じです。

 ところでウィキペディアの英語版を見てみたら、Type 1 Gun tank Ho-Ni I という表記になっていました。Gun tank? ガンタンク? そうか、そうなんだ、これはガンタンクなんだ!! コレって、ガンプラだったんだ!!!
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