2014年購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2014年10月。
Bought and assembled in 2014. Final painted and completed in October 2014.
2014年12月撮影。
Taken in December 2014.

　タミヤが第一次大戦モノに手を出すとは、考えてもみませんでした。タミヤ標準の、サクサク組み上がる良いキットです。唯一の不満点は、キャタピラの重なり具合です。箱絵のように、1枚1枚、端がわずかに重なり合うのが真実ですが、タミヤのキットは、キャタピラを可動させてモーター走行する仕様のため、キャタピラの重なり具合が実車よりも甘いことです。

　当時の戦車は茶系塗装です。緑系と主張している人がたまにいますが、ないと思います。第一次大戦当時の戦場を想像すれば明白ですが、相次ぐ砲撃で森などおろか、樹木すら死に絶えた荒野の戦場です。戦車を緑なんかで塗装したら、目立つこと目立つこと。（笑）　第二次大戦ではイギリス軍も、開戦当時は茶系と緑系の迷彩で、戦争後期になって茶系がなくなり緑一色か緑と黒の迷彩になってきました。第二次大戦以降の戦場には第一次大戦と違い、森が多く存在するからです。

　兵士はポーズ、服のシワなど非常に良い出来です。口を開けて叫んでいる表情になっているのが、非常に嬉しいです。ただ、手が異様に小さかったり、溶けたような手になっていたり（成形不良品ではありません。）とか、なんでこんなふうになっちゃったんでしょう？ってな出来です。組んで完成させれば、ポーズのおかげでさほど気になりませんが、ちょっとねえ。。。

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