タミヤ 1/35
M4A3E2シャーマン中戦車ジャンボ
アメリカ USA

2004年ごろ購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2014年8月。
Bought and assembled around 2004. Final painted and completed in August 2014.
2014年12月撮影。
Taken in December 2014.

 実車はM4A3の後期型車体に、増加装甲を取り付けて突撃支援型にしたもの。砲塔は新設計ですが従来の75mm砲です。
 私が戦車プラモに最初に熱中していた時期、中学生の頃に発売になったキットですが、2,000円という限定発売の高額商品だったので、買えませんでした。2004年頃、中古屋で思い出したように買ってみました。
 当時のタミヤのシャーマンはペリスコープガードが全部省略されているという大きな欠点がありますが、他キットから流用しました。手を入れたのはそこだけです。ストレートに組むだけで写真のように非常に良い雰囲気となります。

 ウェザリングはいつも、タミヤのウェザリングスティックのマッドを使っているだけです。(ダークイエローのドイツ戦車にはサンドを使用。)タミヤのウェザリングスティックは非常に優れモノで、手軽に写真のような雨だれ表現ができます。だって本当に水を使ってやってますから。固めの筆に水をつけてウェザリングスティックの先端をこすり、その筆で戦車にウェザリングしてやるのです。乾くと色合いなどが変わるので、多少の慣れが必要ですが、慣れれば乾いた後にどんな感じになるかが想定できるようになってきます。指やティッシュを使うときもあります。失敗しても水で拭き取れますが、表面がつや消しの強い塗装の場合は、水では完全には元通りに拭き取れないので、注意が必要です。ウェザリングスティックは顔料に少々の油分を含んでいるようです。つまり、本当のチリやホコリと成分が同じで、水で塗りたくるので、本物の雨だれと同じような表現ができるのです。水分子も1/35のものが使えれば、もっと本物っぽくなるんですが。(笑)
 ここにある写真群、2005年よりも前に撮影したモノを除き、ウェザリングはすべてこの方法で完成させてます。1/35戦車1台のウェザリング時間は30分程度、大型の重戦車だと1時間程度です。サラリーマンモデラーにはうれしい時間節約です。ウェザリングスティックの他には、何もいらない!!!

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