タミヤ 1/35
M3リー中戦車
アメリカ USA

1990年ごろ購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2014年8月。
Bought and assembled around 1990. Final painted and completed in August 2014.
2014年12月撮影。
Taken in December 2014.

 アメリカ軍としては当時の列強諸国の思想と同様、戦車はやはり歩兵支援兵器であるという位置づけで、多砲塔ならぬ多武装思想に取り憑かれていて、「動く機関銃の巣」M2から発展したM3も、75mm砲と37mm砲の他に、そこかしこに機関銃を装備していました。しかし実戦での結果は、北アフリカでドイツ軍に一方的にやられたり、ソ連に援助したときは「7人乗り棺桶」と言われたりで、あまりいい評価を聞かないですね。イギリスへ援助された姉妹車のM3グラントは、エジプトで窮地のイギリス軍を救った非常に良い評価を聞きますが、、、場面やタイミングの問題ですかね。
 個人的には、こういう背の高い戦車は、威圧感もあるしジオラマ写真にしたときの存在感もあるしで大好きです。(T-72のように長砲身で平ぺったい戦車は、写真の構図に非常に苦労します。地面にへばりついて空ばかり目立つ写真になったり、砲身が収まりきらずに写真から切れてしまうことが多いのです。)
 写真は90年ごろに購入し水性塗料で塗装、デカールを貼った後、6年ほど前にデカールを削ってラッカー系塗料で上塗り塗装したものです。
 この戦車は北アフリカでしか使われなかったので、ジオラマはヨーロッパに見えるかもしれませんが、北アフリカでも木々のあるチュニジアあたりということでよろしくです。

HOME ホームへ戻る inserted by FC2 system