Italeri イタレリ 1/35
M24チャーフィー軽戦車
アメリカ USA

2004年ごろ購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2014年8月。
Bought and assembled around 2004. Final painted and completed in August 2014.
2014年12月撮影。
Taken in December 2014.

 イタレリのM24は、先に後期型が発売されました。キャタピラパターンが戦後に多く見られるハの字型のものです。後に、写真の初期型が発売されました。やはり第二次大戦に多く登場した初期型のほうが、モデラーの需要が多くあったのでしょう。キャタピラパターンが複雑なほうです。キャタピラ以外にも、細部の仕様がチョコチョコ違います。私はM24の専門家ではないので、詳しいことはよく分かりませんが。
 イタレリの後期型も初期型も、発売と同時に買いましたが、2004年前後のことなので、日本円で2,000円弱くらいだったでしょうか。(送料別) どちらも海外通販で買いました。2014年現在ではイタレリ製は入手しにくいですが、AFVクラブやブロンコの新キットがあるので、わざわざイタレリにこだわる必要はないかと。しかしAFVクラブもブロンコも値段が高すぎですな。私は軽戦車に5千円以上も出せませんし、そこまでの緻密な完成度も必要としていません。気軽に作れるイタレリ程度で大満足です。
 M24は、小学生当時にハセガワの1/72を作って以来、私にとっては非常に愛着のある戦車です。ハセガワの1/72は非常に出来がいいですしね。2014年現在、今は定価900円になっていますが、定価250円の時代に4回買いました。4回買いたくなるほど出来がいいし、スタイルも好きなんです。2つが手元にまだ残っていて、2014年に塗装してやったのが写真の奥にいるやつです。

 しかしM24は不思議な戦車だと思います。ソ連では「軽戦車は弱すぎて役に立たないから不要。」とされT70(改良型T80、T90含む。)はソ連最後の軽戦車となり1943年以降は軽戦車はほとんど生産されなかったわけですが、同じドイツ軍を相手にしつつアメリカでは1944年のM24から後にはM41まで開発生産したわけですから。その後軽戦車が絶滅したことを考えると、やはりソ連のほうが先見の明があったかと。しかし戦後、アメリカの衛星諸国に安くバラ蒔かれ、動乱鎮圧・独立運動鎮圧用に大活躍したところを見ると、正規軍相手ではない、国内鎮圧という点では軽量で使いやすく非常に成功した戦車かな、と。

 なんだかんだ書きましたが、M24大好きです。またイタレリから再販されたら買いたいです。

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