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Tamiya タミヤ 1/35
Ⅳ号突撃砲
ドイツ German

2005年ごろ購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2014年11月。
Bought and assembled around 2005. Final painted and completed in November 2014.
2015年1月撮影。
Taken in January 2015.

 小学生当時から欲しい欲しいと思っていたキット。低い姿勢に不出来で無骨な戦闘室形状が大好きです。「突撃砲(シュツルムゲシュツ)」という名称もカッコいいと思って子供時代から大好きです。
 結局、欲しいと思ったときに売ってなかったり、他の車輌を優先させたりで、初めてゲットしたのは成人後、90年代中期です。それはまだ保管してありますが、写真のモノは2005年頃買った2つ目です。しかし組み立て後完全に放置され、2014年に塗装を始めました。

 実車は1944年9月にツィメリットコーティングが廃止されたので、1944年9月下旬の生産車という設定で完成させました。ツィメリットコーティングは面倒くさいうえに、私はそういう石膏を塗りたくった戦車よりも、鋼鉄の装甲板が映える戦車が好きなのです。だからシャーマンとかアメリカ戦車にも、実車によくあるバッグや毛布などの装備品をぶら下げたりしないのです。プラモの箱絵や図鑑の絵のように、邪魔な装備品が少なくシルエットが美しく映えるようなアングルの写真が好きなのです。なので、後部からの写真や、車体の一部が枠から出ている写真は基本的にはありません。しかし、どうしてもワンパターンな構図になるのが欠点です。
 さて、1944年9月下旬の生産車と言い張るには、操縦手ハッチが初期型のままですが、まあいいや。(笑) 小型防盾付きリモコン機関銃は導入時期に諸説あるし、筒型マフラーは1944年9月時点では、導入されている個体もあれば、以前の形式のマフラーである個体も混在しているようです。角張った後期型誘導輪だけは、ブルムベアから持ってきました。(写真では見事に木の陰になってしまった。。。)

 このタミヤの4号突撃砲は非常に良い出来で、操縦室前面のコンクリート部材が部品化されていたり、シュルツェンステーもちゃんとL字型になっていたりと、先行発売のⅣ号戦車H型、ブルムベアなどより気合いの入った出来です。だから初めて見た小学生当時から、欲しい!欲しい!と思っていたんですね。2014年秋現在、ラングはリニューアルされましたが、Ⅳ号突撃砲はリニューアルの必要がないくらいだと思っています。ただし、タミヤ旧キットⅣ号共通ですが、転輪が薄すぎるところが唯一の欠点です。学生時代は見過ごせないと思っていましたが、最近は70年代のおおらかなキット内容も見過ごせる寛容な気分になってきました。
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