2015年購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2016年1月。
Bought and assembled in 2015. Final painted and completed in January 2016.
2016年1月撮影。
Taken in January 2016.

　イタレリ製をタミヤがちょっと手入れして2015年に発売したもの。以前発売されたイタレリ純正の戦中型とは細かい部分が違っていますが、今回のほうがどうやら正しいようです。アルミ砲身もついています。イタレリの砲身パーツはモナカ割りのうえにモールドがダルいので、このアルミ砲身は重宝します。デカールももちろん、イタレリ製より高品質なタミヤ製です。キャタピラも部分連結式のプラパーツです。このキャタピラは今回イタレリが新規に作ったパーツのように思いますが、いつものイタレリのプラキャタピラのように、うまく合わずに組み立てに手間取ることはありません。
　そんなわけで今回はもう迷わず買いました。
　ただし組み立てた感想は、やはりベースがイタレリ製なので、それ以上の出来にはならないです。つまり、各部のモールドがダルい、おおらかなキットというところからは抜け出せません。M24の精密なキットが欲しいなら、やはりAFVクラブかブロンコを選ぶべきですね。AFVクラブやブロンコのような精密で細かいキットは苦手、という人にはコイツがオススメです。

　ところでこのキットのパッケージアート、非常にいいですね。パッケージアートをしげしげと眺めたのは、子どもの頃以来です。それほど良い出来の箱絵です。ヨーロッパや中国の製品の箱絵は、パッケージアートじゃなくてパッケージイラストでしかないですからね。やっぱり迫力ある日本人画家の絵が一番です！（白背景でなく背景つきならもっと良いですが。）



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