Academy アカデミー 1/35
メルカヴァⅢ
イスラエル

2003年ごろ購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2015年9月。
Bought and assembled around 2003. Final painted and completed in September 2015.
2016年1月撮影。
Taken in January 2016.

 アカデミーは最初タミヤのメルカヴァ1のコピー&改修でメルカヴァ2を発売して物議を醸しましたが、実車の進化に合わせてモデルも次々発売し、タミヤのコピーで始まったことはすでに黒歴史となりました。
 2003年頃新発売のときに購入して組み立てて以来、10年ほど放置状態でしたが、2015年、塗装してめでたく完成させてやりました。
 しかしアカデミーの後発のメルカヴァ4などの製品は知りませんが、この製品は転輪のゴム部がゴムパーツの別部品になっていて、一見「本格的!」なようですが、経年と共にゴムがプラスチックを侵食し溶かすのです。2015年、塗装のために各部チェックしていたら、転輪がいくつか溶けていました。軽く修正しましたが、あまり見ないでください、という感じです。SKIF、トランペッター、ブロンコの製品も、T-64、PT-76、コメットなどはゴム製キャタピラですが、私の持っているそれらもキャタピラが転輪を溶かし始めています。ウクライナや中国など、プラモデルの歴史が浅い諸国の製品は、5年10年たつとゴムがプラを侵食することを知らないようなので、非常に注意が必要です。長い実績のあるタミヤ、イタレリ、それからモデラーの意見をよく取り入れているドラゴンは、プラモデルにゴム部品を使うなどという基礎的な愚行は犯しませんね。
 コレの砲塔後部もメルカヴァ1と同様の鉄球付きチェーンなので、同様に作りました。キットにはホワイトメタルで「それらしいパーツ」がたくさん付属していますが、質感が乏しいうえに使いにくいです。




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