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Dragon ドラゴン 1/35
Ⅲ号戦車E型
ドイツ German

1990年代後半購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2013年6月。
Bought and assembled in late 1990s. Final painted and completed in June 2013.
2016年3月撮影。
Taken in March 2016.

 写真はドラゴンの古いキットです。品番9040。発売は1997年ですが、当時は夢のようでした。フルスクラッチでしか見たことなかった、憧れのⅢ号戦車の初期型が、誰にでも手に入ったんですから。このころ、ドラゴンからⅢ号戦車初期型の発売ラッシュが続いていました。
 Ⅲ号戦車E~H型、T-72、ナースホルン、JS-2などなど、80年代まではキット化されなかった有名車両が続々発売されました。ドラゴンはモデラーのかゆいところに的確に手を伸ばしてくれるメーカーだと改めて感激しました。そして、ドラゴンがここまで大きなメーカーになるとは思っていませんでした。
 それに引き替え老舗の他社は、モデラーの需要よりも、メーカーの都合、金型の流用のし易さでバリエーション展開して「新製品発売」みたいに喧伝してお茶を濁すだけ。。。「みんなが欲しかった、コレを売り出します!」じゃなくて「ワシはコレを作った。新製品じゃ。さあ皆の衆、買ってくれたまえ。」と殿様商売されてもねえ。。。タミヤの場合、イスラエルのM1シャーマンとか、ティランとか、どんだけ需要があるんだか。なんだかおかしな方向へ突き進んでいる気がします。しかもバリエーション展開が異様にゆっくりで、T-55新発売や、Ⅱ号A~C型(フランス)、BT-7(1935)新発売でモデラーの興奮・熱気がムンムンした頃でなく、熱気が冷めた何年も後に、製品開発の間を埋めてごまかすような戦略で発売する。新発売の直後にティランや、Ⅱ号A~C型(ポーランド)、BT-7(1937)などバリエーションを畳みかけるように売り出せば買う気も起きたものを、熱気が冷めた頃では、買うほどでもないどうでもいいお色直しにしか見えません。。。やっぱり「同じモノを2個買い3個買いしたい」という衝動に駆られるのは、本当の最初の「新発売」のときが一番ですよ。
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