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Dragon ドラゴン 1/35
T-72B(ドラゴン商品名T-72M2)
ソ連 Soviet

1990年代初期購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2015年6月。
Bought and assembled early 1990's. Final painted and completed in June 2015.
2016年3月撮影。
Taken in March 2016.

 T-72Gに続く、90年代初期のドラゴン創生期のキットです。当時はインターネットも全く普及していなければ、パソコン(PC-98)自体もぼちぼち発売され始めたというアナログな世の中でしたので、資料、情報が少なくキットで初めて存在を知りました。戦車雑誌でもT-72(改良型は当時T-74とも呼ばれた。)はよく掲載されていましたがコイツは少なく、私は見たことありませんでした。
 ドラゴンの商品名T-72M2という名称は、今は使われていません。冷戦直後当時の混乱した名称です。現在ではT-72M2という別の改良型があるので、当時の混乱名称と現在の正式名称を混同しないようにしなければなりません。現在は金型がズベズダに移譲されてT-72Bという商品名で販売されていますが、それが本家ロシアで認められている正しい名称です。
 さて実車は砲塔前面・側面の装甲が強化されて分厚くゴッツくなっているモデルで、模型でもよく表現されています。上面には薄めの増加装甲が装着されています。先に発売されたドラゴンの商品名T-72G (=ズベズダ商品名T-72A)とは転輪も違うモノがちゃんとセットされています。(一見同じに見えますが、模様の大きさが違います。)

 個人的には、80年代に雑誌でよく見た初期型のシンプルなT-72もしくはT-72Aが好きなので、砲塔がさらに平ぺったいイメージで、煙幕弾も左側一カ所に集められたコイツはあまり好みの型ではありません。初期型の、砲塔周囲に煙幕弾がズラーッと並んでいるのが好きなのです。ソ連軍好きの私としては、「ソ連軍モノはすべて買わなければ」という一心で購入した次第です。25年も経った今、2015年では、ソ連軍モノが氾濫しすぎて全部買うような意欲は全くないですが。冷戦後、時代は変わりすぎました。。。
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