Italeri イタレリ 1/35
巡航戦車Mk.Ⅳ クルセイダーMk.Ⅰ
イギリス

2005年ごろ購入、組立。ウェザリングまで行って「完成」したのは2014年6月。
Bought and assembled around 2005. Final painted and completed in June 2014.
2016年3月撮影。
Taken in March 2016.

 2005年ごろ、新発売と同時に買いました。イタレリの往年の名キット、クルセイダーⅢのバージョン換えで先にⅡが発売され、さらにバージョン換えでⅠが発売されました。クルセイダー独特の(カビネンターもですが。)変わった形の砲塔が大好きで、戦車を作り始めた80年代はハセガワの1/72を2つ作りました。90年代に自分の生活圏内でも輸入プラモが手に入るようになってからはエアフィックスの1/72とイタレリの1/35のⅢ、その後Ⅱ・Ⅰが発売されると同時に、とにかく全部作りました。タミヤの1/48はⅡは買いましたがⅢは買っていません。やっぱり1/48は戦車だけ作る人にはいいんですが、兵隊を絡めたジオラマ写真を撮ろうとすると、タミヤの兵隊の出来も良くないし種類も少ないので、ちょっと中途半端な分野だと思っています。タミヤの1/48兵隊の出来を褒める方もいますが、ICMの1/48飛行機パイロット、整備兵セットなどの出来を見てしまうと、タミヤの1/48兵隊は泥人形に近い出来かと。。。
 バックの1/72は、中国の新興メーカーS-Modelのものです。ハセガワの1/72は3回くらい作りましたが、ハセガワ1/72シリーズ特有のおかしなプロポーションのため、愛想が尽きて全部廃棄済みです。シャーマンもそうですが、車体が長すぎなんです。一方、エアフィックスの1/72は非常に良い出来・プロポーションですが、キャタピラに難があるのです。時期・ロットの違う2つを持っていますが、一つは固めの銀色軟質プラで、曲げると割と早く劣化して折れてしまうタイプ、もう一つは黒のゴム製で、時間が経つと転輪のプラを侵してドロドロにしてしまうタイプ。黒のゴム製タイプは「エアフィックスの、転輪を食うキャタピラ」という話で70年代から有名なものです。
やむを得ずエアフィックスを塗装してこのジオラマ撮影をしようと思っていたら、S-Modelから新発売されたので、飛びついて買ったのです。しかし、イタレリのⅠ型は最初期タイプですが、S-ModelのはⅠ型と言っても、Ⅱ型とほとんど変わらない形の最後期のタイプです。イタレリ同様、最初期のⅠ型を模型化してくれると、なお嬉しかったですね。


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