ヤマト2199の1/1000のキットです。70年代からある旧キットの出来に満足していた自分がバカみたいです。（笑）30年以上の技術の進歩です。オールドファンとしては、ヤマト2199自体にも感謝です。ヤマト2199はヤマトとは別のアニメと認識していますが、ヤマト2199という作品がなければ旧作ヤマトゆかりのプラモが新製品で発売されるなんて、ありえなかったわけですし。
ヤマトはガンダムと違って、そもそも作品群が完全には同じ時系列上にはない作品ですね。「さらば」と「ヤマト２」ではエンディングが違うし（というか「さらば」でヤマトは消滅して終わりです。）、最後の完結編だかでは主要メンバーの年齢が若返ったり。シリーズとしてでなく、一つ一つを単発作品として味わって欲しい、というのが昔からのスタンスだと思います。制作者側としては、ガンダムオタクが時代設定や事実考証のバックグラウンドを細かく整理して「これが公式の設定」なんて研究をするよりも、アニメのストーリーの「人間ドラマ」に感動して視聴してくれ、って感じでしょうか。
さて、キットは旧キットで多くの小学生がパルスレーザー砲を一生懸命チマチマ接着していた時代は忘れ去られたかのような、全般的にハメ込みのお手軽設計。あっという間に完成です。塗装もいつものごとく、つや消し黒を全面にスプレーのち、クレオス13番ニュートラルグレーとガイアのレッド、黒鉄色をエアブラシでチマチマと。スミ入れもなし。
いつものごとく、ハセガワ1/350艦船用エッチングより菊花御紋章を取り付け、ハイ完成！です。
３枚目の写真のみ、2014年の撮影です。
