1917年
　曲：Ｋ.Ｎ.ポドリェーフスキ
　詩：Ｂ.Ｉ.フォーミン

１．
我々は小鈴のついたトロイカに乗って行った
遠くで明かりがちらちらと光っていた
ああ、もし今私が君らについて行っていたなら
魂を退屈から解き放ってくれただろうに

（繰り返し）
　長い道のりを、
　　月の照る中を行く
　あの遠くで鳴り響いている
　　歌とともに
　そして昔の思い出と
　　夜ごと私を
　かくもさいなんだ
　　七弦ギターとともに

２．
そうだ、我々はわけもなく歌っていた
意味もなく夜から夜へと燃えていた
もし我々が昔のことにけりをつけていたら
あれらの夜も遠ざけられたろうに
（繰り返し）

３．
彼方の故郷の地へ新たな旅路を行く
この先我々は定められた道を行くしかない
我々は小鈴のついたトロイカに乗って行った
今でははるか昔のことになってしまったが
（繰り返し）