キングタイガーのバリエーションですが、車体の長さはそのままです。70年代当時は、タミヤでも車体延長の事実を知らず、キングタイガーと同じ車体でバリエーション展開をしていた時代のことですから。
これもフジミ製よりも圧倒的にこちらのほうが良い出来です。(これも金型移譲後、もともとのフジミ製は完全廃版になりました。)予備キャタピラ、ガントラベルロックも再現されています。
フジミに金型が移った後、90年代終わり頃に、キャタピラがプラの部分連結式になってリニューアル販売されています。
2000年頃までは終末期のドイツ戦車はジャーマングレーに塗られていたという有力説が跋扈していましたので、そのような箱絵になっています。真相は、塗料が足りなくなりダークブラウンのサビ止めプライマー塗装のまま前線に出された、というものですが、白黒写真からの誤判別で戦争初期に使ってストックのあったジャーマングレーを使ったのだろうという話になっていました。
そのため、70年代からのAFVモデラーとしては、ジャーマングレーのヤクトタイガーは見慣れた懐かしい存在です。
写真のハコは激しく腐っていますね。(笑)
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