文部省唱歌 青葉の笛より、無官大夫 平敦盛と熊谷次郎直実です。
一の谷の 軍(いくさ)破れ
討たれし平家の 公達あわれ
暁寒き 須磨の嵐に
聞こえしはこれか 青葉の笛
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直実役は先回のソ連兵と同じ、ロシアのEK castingというメーカーの一発抜きコレクションフィギュアで、基本的にはトイです。ただし60mmではなく、54㎜です。このフィギュアは珍しく右腕が別パーツです。が、もちろん、組み立て接着済みです。
今回は、肘で切ってポーズを変え、笛を持たせました。
兜のシコロが、明らかにボリューム不足ですね。大鎧も、スマートすぎて、箱っぽい感じがしません。
敦盛役は、アンドレアの2体セットの一つです。こういう、首チョンパは好きではないので、このフィギュア、どう使おうか10年以上悩んでいましたが、今回、丁度よいシーンになりました。大鎧は、塗装に非常に手間がかかるので、ただのやられ役で1体作る気にはなれません。今回は、やられ役ですが主役でもあります。
アンドレアはもちろん、ホビーフィギュアメーカーなので、ディテールも細かいです。EK casting とは比べものになりませんね。鍬形は厚すぎたので、プラバンで作り直しました。
ただ、このフィギュアは南北朝時代のものなので、筋兜を星兜にしたり、天辺から烏帽子の端を出すなど、可能な限り平安調に改造しました。シコロの開き具合はどうにもなりませんでした。また、キットは草鞋ですが、平安鎌倉の上級武士は沓を履いているので、パテでそれらしく作りました。
胴や吹返しの絵革は自作デカールです。
