今は廃業したバーリンデンの120㎜レジンキット、フランス近衛竜騎兵の将軍です。
90年代に買って作ったものの、塗装の最終工程に失敗して放置してあったので、油絵具と塗料を無理やり剥がして再塗装したものです。
今回、遠景用にイタレリ1/72の竜騎兵を使いました。1セットに何十人も入っている、あの軟質樹脂のヤツです。
もちろん、パーティングラインは消せないのでそのままです。が、情景用小道具の扱いなので、細かい部分は気にしなくていいのです。
カラーリングは、近衛竜騎兵に塗装しました。
4騎塗りましたが、構図の関係で情景での登場は3騎です。
竜騎兵という兵種は、もともとは騎乗歩兵で、移動は騎乗、戦闘は下馬という種類の兵、つまり機動歩兵でした。自動車化歩兵みたいなモノですね。
しかし早くも1700年代後半には、騎乗のまま戦う通常の騎兵と同じ扱われ方になっていました。
このような経緯のため伝統的に軍服の裁断は、騎兵ではなく歩兵と同じになっています。