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(ガンダム)
1/1700 EXモデル 巡洋艦サラミス

2013年5月撮影。
Taken in May 2013.

 これまでも脇役で写真に写っていたEXモデルのサラミスを、主役に写してみました。ヤマトも含めて艦船モデルはすべて、スミイレは一切していません。黒立ち上げ塗りをしてオシマイです。つまり、まず全面フラットブラックでスプレー塗装し、その後に船体色を、タミヤのスーパーファインエアブラシ(要するに、いちばん細いヤツです。)でチマチマ吹いてやるのです。凹部分だけでなく、凸部分(エッジ)も黒っぽい色が残るようにします。細すぎてスーパーファインエアブラシでも塗れないような場所は、適当で良いのです。適当が一番!だって、これはただのプラモデルというおもちゃなんだから。芸術作品でもなければ、これでメシを食っているわけでもないのです。あとはライティングを注意して強い影が落ちるようにすれば、写真のようになります。
 スミイレはプラを侵し、割れたり拭き取るときに細かい部品がポロポロとれたりするので、現用戦闘機やキレイめに作るガンプラのとき以外は使っていません。

 私は戦車も黒立ち上げ塗りをしています。短時間で塗れて、写真でも「らしく」写るからです。戦車の黒立ち上げ塗りは1990年代のトレンドで、今は廃れてチッピングが流行っていますが、チッピングは時間がかかるしねえ。サラリーマンには時間は大敵なのです。戦車の黒立ち上げ塗りはいかにも模型っぽくて、本物と違う、という意見がありますが、チッピングだって本物と違うんですけど。(笑)戦時中のどの写真を見ても、そんなにボロボロに塗装は剥がれてませんけどねえ。雰囲気はいかにも歴戦の戦車っぽくて私も好きですが。
 ようするに、黒立ち上げ塗りもチッピングも、どちらも実物とは違う。両者優劣はなく、単なる流行と個人の好みの問題以上のものではないってことだと思います。
 

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