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(ガンダム)
1/144 MS-09H ドワッジ
ノンスケール MS-09F ドム・トローペン(ボークス食玩:絶版)

2013年4月撮影。
Taken in April 2013.

 歴代ガンプラの中でも1・2を争う悪名高き駄作キットです。そのまま組むと絶対に箱絵のH型ドワッジにはならない、顔の改造が必要、という内容です。
 「デザート・ザク」は砂漠戦用ザクの金型改造で発売された秀作でしたが、ドワッジは欲張って、H型とG型のコンパチとしたためか、顔が「リック・ドム」そのまんま。G型に組み立てるならまあ許せる範囲ですが、H型の頭部とは全く違います。箱絵がH型なのに、実際はH型に組めないという詐欺的商品です。発売当時中学生だった私ですら、その詐欺には騙されませんでした。(中学生が騙されないということは、騙されて買ったのは小学生くらいなんでしょうか。)ZZ放映当時、デザート・ザクは買いました。ドワッジも欲しかったんですが、箱の横の完成写真を見るたび、「なんじゃこれは。インチキドワッジじゃんか。」と思って、買う気が起こりませんでした。
 幾星霜の年月が流れ2009年ごろ、「インチキドワッジ」も今の自分の改造技量・塗装技量・撮影技量ならどうにかなるかと思い、魔が差してついに買ってしまいましたが、25年前の自分がやはり正しかった。組んでみて後悔しました。しかし「ノスタルジーも込めて、旧キットも大改造せずにストレート組み。」が信条です。HGUCドムとの二個イチは眼中にないので、パテで顔を整形したり、合いの悪い胴体を削ったりヤスったり、途中で挫折して放置したりで、相当の月日がかかって組み上がりました。近くで見ると、顔の表面はヤスリ傷や小さな段差、デコボコがまだあります。っていうか、途中で「こんな駄作キットに、いい加減もうこれ以上時間をかけたくないぞ。」という境地に達したためです。
 改造箇所は最小限に留めました。前述のとおりのモノアイ周りと、手を他キットから流用、あとはバズーカのグリップを、肩掛けで構えられる位置・角度に動かした(切り取って適当な位置に接着し直しただけ。)、の3点のみ。他はいつものごとく、ディテールアップなど一切なし。

 しかし、今の技量で塗装しても、今の技量で情景写真にしても、ヤボったさが抜けない。orz 最初に撮影をしたのは1月でしたが、どうにもイメージどうりに写らない。結局、ドムなのに走っているポーズ(普通はホバー移動だよね。)にしたら多少はリアルっぽくなりましたが、広角を嫌って望遠側で撮影したのでシャープさに欠ける写真になってしまいました。  

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