「アルテイシアか？」
80年代のガンプラブームの当時、連邦軍のメカには興味がなかったので、買いませんでした。ミデア輸送機が、最初はジオンの兵器として大河原先生に描かれたのに比べると、コアブースターは直線主体の純然たる連邦軍メカとしてデザインされているので、同じ連邦脇役メカながらミデアのような興味はわきませんでした。それに、テレビには登場せず、映画にのみ登場するという設定が、小学生には中途半端なメカと映りました。しかし、箱絵は圧巻です。コアブースター自体もトリコロール色ですが、バックも青や黄色を大胆に使用した、芸術的に美しく映える色合い。宇宙を黄色や青で塗る発想は、素晴らしいです。今のリアル路線の箱絵には期待できないファンタジスティックな迫力があります。
大人になってからは、いつか作りたいと思っていましたが、最近旧キットも手慣れてきたので、2012年の再販時に買い、2013年に完成しました。キャノピーくらい透明プラ版で作り直してやればいいんでしょうが、面倒くさいのでそのままです。「面倒くさい」は私の模型ポリシーの根幹思想です。（笑）でも機首の機銃口は穴を開けた方がよかったですね。写真のように機首アップにするとえらい目立ちます。
また、コアファイター機体側面の白部分を省略して、周りと同じ赤で塗りつぶしてあります。スジ彫りを入れ忘れたからです。orz
ジオラマ写真は、やっぱりこれでしょう、これしかありません。この場面を撮りたいがために、HCM-PROのシャアゲルググを屋根裏から引っ張りだしてきて、塗装してやりました。
