2010年頃、なんとなく買って、組み立て途中で飽きてしまい５年ほど放置されていたものを2015年に完成させました。
こういう変形モデルはやっぱりキライです。しかもコイツは脚部前面に合わせ目がくるうえ、後ハメ加工もできないので、その合わせ目消しをしようとすると、脚部は完全に組んでしまってからマスキングなどを一生懸命にやり塗装する必要があるうえ、関節を動かしながら隠れた部分を少しずつ塗装するという、非常に手間のかかる構造になっています。しかも、変形時にこすれ合う部分はすぐに塗装がハゲます。そんなわけで、Ｚガンダムシリーズの各種変形モビルスーツは、塗装派としてはやっぱり買いたくないと再確信しました。
さてキットは変形するとか組み替えるとかというより、部分的にパーツを流用して新たに別物を作るという感じです。モビルスーツからウェイブライダーにする際は、上半身がほとんど余るうえ、ウェイブライダー専用の胴体パーツに脚部などを取り付けていくという方式です。つまりコイツは「可変キット」とは呼べないレベルのものなので、塗装がこすれて剥がれる心配などするくらいなら、２つ買ってモビルスーツ状態とウェイブライダー状態、それぞれ固定して作った方がよっぽど合理的だと感じました。
