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(ガンダム)
HGUC 1/144 MS-14JG ゲルググイェーガー

2015年9月撮影。
Taken in September 2015.

 高校時代に、「ポケットの中の戦争」関係のキットが発売されました。(今でいう古いほうのキットです。)80年代当時はバンダイが旧キットをリニューアルするという発想はありませんでした。いや我々購入者もそういう発想がない時代でした。だから1/144ザク、リックドム、ゲルググなどは300円や500円の旧キットのまま、未来永劫にそれしかないと普通に思っていた時代でした。そこへ来ていわばザク、ドム、ゲルググなどのリニューアル版と思えるようなキットが続々発売され、非常に歓喜して「ポケットの中の戦争」キットに飛びついた思い出があります。ただし、OVAアニメは見ていないので、ファーストガンダムに登場した以外のモビルスーツ、ケンプファーなどは全く興味がなかったです。
 旧キットのゲルググJは90年代後半になって買いました。今でもグレー1色に塗装されたまま、屋根裏に保管されています。写真のは2015年に初めて買った、HGUC版です。HGUC版は旧キットよりも胴体がグラマラスになっており、とても良いスタイルです。旧キットは寸胴なイメージでしたから。
 OVAはいまだに見ておらず、どういう活躍をしたかは全く知らないので、今回は自由な発想で作ってみました。と言っても塗装をゲルググ標準色にしただけですが。ショルダーアーマーの斜線モールドは好きじゃないので削除しました。あと、背中に斜めに刺さっているプロペラントタンク。多くの人はあれがカッコいいと思うようですが、私はああいう、重力的に不安定なパーツ配置はデザイン的に好きじゃないので、こういうモノは基本的には取り付けません。ああいう安定感のない配置は80年代末期の新進気鋭のデザイナーが好んだデザインですね。センチネルで多用されたと思います。美学の一つの形だとは思いますが、個人的には好かないデザインなので、私の場合は多くのモビルスーツで大容量斜めプロペラントはオミットです。
 ビームライフルは、2脚部分を削除して砲口パーツを逆に接着するなどして、最低限の改造で、できるだけドイツの機関銃MG42のシルエットにかぶらないようにしました(とは言ってもこの程度の改造ではあまりMG42のイメージを払拭できませんが)。これまでにも書いているとおり、私はジオン軍とドイツ軍をかぶらせるのが好きではないからです。ドイツ軍をパクったジオン軍よりも、本物のドイツ軍のほうが100倍カッコいい!MG42モドキよりもMG42のほうが100倍カッコいい!ドイツ軍をカッコいいと思うなら、ナンチャッテドイツ軍(ガンプラ)なんか作らずにちゃんとしたスケールモデルを作るべきです!!!

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